この本で、言いたいことは……これです。
世の中には、自分の力の及ぶものと及ばないものとがある。
自分の選択のきく範囲では、できるだけのことをして、その結果に対し他人の思惑を気にするな。
事例と対処方法を示します。
「あなたはこれから先、他人の意志に左右されて生きていく必要はない。まして他人の犠牲になって生きていく必要などさらさらない」
「あなたを犠牲者にしているのはあなた自身だ」
身近な例として、あなたはこんな言い訳を言っていないだろうか。
★ どうせ負けることは分かっている。→敗者意識に甘んじるな。
★ わたしは誰かと議論すると、いつもカッカしてしまう。
★ わたしがしたことを話せば、きっと馬鹿なやつだと思うだろう。→自分の考えより他人の考えを重視。他人に操られる。
★ 自分がしたいことをしたら、相手の感情を害するのではないだろうか。→「気分を害した」と相手が言う場合、相手は戦術として言っているにすぎない。あなたがその言葉を真に受ければ、相手は何度でも「感情を害されて」みせるだろう。
★ わたしは凡人だからチャンスがない。→ゴールに到達できると思えるなら、どんな状況でも自分から飛び込んでいこう。
★ わたしは彼らの思いどおりにはならないということを、あの連中にみせてやる。→かえって負けてしまう。
★ こんなお願いをしたからといって、わたしに腹をたてないで欲しい。→こんなことを言ったら、相手はあなたを犠牲にするに決まっている。
★ 自分だけではできない。誰かに代ってもらおう。→このように反応したって、自分には何のプラスにもならない。自分自身の問題なのに。
★ それはフェアでない。→そもそも人間はアンフェアなことをするものなのだ。あなたがそう言ったって、アンフェアはなくならない。
物事が思うように運ばないからといって、傷ついたり、落胆したり、心配する必要はない。これらは犠牲者に特有な反応だ。
参りました。
わたしは犠牲者にどっぷりつかっています。だって、森羅万象について、自らの考えがないのですから。