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辺利 未来

辺利 未来


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主人公は通称グレイマン。グレイ。人目につかない男という意味だそうな。
その男、ジェントリーは、かってCIAでやくざな仕事をしていた元特殊工作要員。今や、彼自身にも理解できないまま「目撃しだい射殺」対象となっている。

グレイマン・シリーズの一作目でグレイマンは、自分を拾ってくれたイギリス人の警備会社社長、サー・ドナルド・フィッツロイの仕事を請け負い、ナイジェリア大統領の弟を暗殺したが、今度は世界中の諜報機関から命を狙われることになった。
「暗殺者グレイマン」の読書記録は:
http://hamidashirakuen.blog36.fc2.com/blog-entry-2995.html


本作はシリーズ二作目。
今度は仇敵、CIAから「目撃しだい射殺」命令を取り下げるから、代わりに汚い仕事をやれとの申し出があり、受け入れざるを得なくなる。

ターゲットはダルフールの虐殺に関与したとされるスーダン大統領の拉致。背景に中国が狙う石油資源の奪い合い。CIAの支援を受けながら、スーダンで活動を始めるグレイマン。

560ページの全編に過激なアクションがこれでもかというように連続する。だが、アキが来ない。寝る間も惜しんで読みふけってしまったのだ。

特に素晴らしいのは冒頭、ダブリンで殺し屋を殺す場面だ。
取り立てて意味のないシーンだが、アイルランド人全体を包む悲哀さ、薄倖な人生を浮かび上がらせて、人物描写の丁寧さに思わず引き込まれてゆくきっかけとなるシーンだ。

海外旅行記はHP「海外を旅してみたら、こうだった!」にアップしています。
http://ikokuno.web.fc2.com/








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