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辺利 未来

辺利 未来


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フロスト警部シリーズ、2作目です。
1作目の「クリスマスのフロスト」読書日記は:
http://hamidashirakuen.blog36.fc2.com/blog-entry-4498.html


ロンドンから120Km離れたデントン市が舞台。
デントン署、フロスト警部は多くの事件を抱えているのに、公衆便所で浮浪者が死に、森では連続して婦女暴行事件が発生し、老人がひき逃げされ、未成年少女が失踪し、押し込み強盗が発生する事件が舞い込んできます。

このフロスト警部はやたら人間臭いのです。
仕事に熱中するものの途中で投げやりになったり、卑猥な冗談が好きだったり、だが、上司には結構、強く出るのがいいですね。サラリーマン意識の染みついたワタシには尊敬すべき人物に映ります。

副人物は……同僚の警部、アレン。報・連・相は完璧。そのおかげで署長の覚えがめでたい。フロストの補佐は他署から降格されてやってきたウェブスター。マレット署長などはいつもの登場人物。

これらの事件に片っ端から取り組み、全然解決できずいるうちに、それぞれの事件が絡み合って渾然一体となり解決につながってゆくというおなじみの展開。

事件の多さ、登場人物の多彩さという点ではミステリでは例外な部類でしょう。だが、名前と人物ときっちり頭に刻み込まれるのは、人物の描写にページを割き、しっかりとキャラを立てているからだ。そして、コミカルに人物を登場させているから、人物が記憶に残る。

飽きさせない。実に楽しい小説だ。ワンパターンではあるが、ページをめくる楽しさが溢れる。それは人物の心理がよく描けていて、会話の妙のセンスがよいからだろう。

フロスト警部シリーズの「フロスト気質」「クリスマスのフロスト」の読書日記は:
http://hamidashirakuen.blog36.fc2.com/blog-category-173.html


イギリスへの旅行記、59回アップはここ:
http://ikokuno.web.fc2.com/europe_west_2014.html













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