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辺利 未来

辺利 未来


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著者は「中国人の本音」を刊行しているノンフィクション作家です。

本書は、二部構成となっています。
① 世界の独裁者8人のなりたち、
② ミャンマーの山岳地帯に存在する「ワ州」への潜入記、

独裁者では、毛沢東、ポルポト、りー・クアンユー、スターリン、ニヤゾフ、フセイン、カダフィ、ヒトラーが登場します。

本書では活き活きと綴られているのが、「ワ州密航記」です。
ワ州」はミャンマー領土に存在しています。実質的にはひとりの華人によって支配され、言語は中国語が使われています。軍隊もあるし、通貨は人民元。特異な地域です。そんな異境ならだれでも訪問したいと思うのですが、入域が難しい。

この地域の紹介本は高野秀行著「アヘン王国潜入記」があります。情報が古くなってしまったのが惜しい。

別に、ミャンマー山岳地帯のカレン族民族解放軍に入隊した高部正樹氏が「戦友」を表しています。
読書日記は:
http://hamidashirakuen.blog36.fc2.com/blog-entry-3934.html


いかに「ワ州」に入ったかを知りたいところなのですが、著者は行き当たりばったりです。無手勝流で入域を試みる草の根レベルの奮闘。がんばれと声援を送りたくなりました。国境に住む人々からしたら、得体のしれない日本人がうろうろしていたら、有無を言わさず警察に突き出す。事実、そうなるのですが、入域したのが手柄とばかりはしゃぐレベルの本です。

中国のミャンマーとの国境に関する情報や、一帯をうろつく方法をシステマティックに書いてあれば、読者の期待に沿えるものになったでしょうね。

ミャンマーにちょっとだけ入った日記は:
http://ikokuno.web.fc2.com/h0706_tachirek_honbun.html


中国雲南省からラオス、ミャンマーの国境のメコン川を船で下って、タイに到着したら警察に連れていかれてしまった一部始終は「メコン川をゆく」で:
http://ikokuno.web.fc2.com/thema_mekon.html












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