「招待所という名の収容所-北朝鮮による拉致の真実」 ロバート・S・ボイントン著

辺利 未来


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岡本隆司京都府立大学文学部教授が週刊東洋経済(2017.9.2)のコラム「歴史の論理」で「約束は破ってよい韓国の純な中華意識」を書いていた。「韓国の社会では、約束を守らない、破ってみせられる立場こそ地位が高く、尊敬を受ける。……これを聞いた当初、やや極端ではないかと思っていた。けれどもここまでくると、一理ありそうに映る」と。

朝鮮半島の北半分。北朝鮮では約束を守らないことに純化している。
北朝鮮が日本の国民を計画的に拉致してきたことが明らかになっても、日本にいるであろう協力者が罪に問われたという報道を聞いたことがない。日本政府もアメリカや中国に拉致被害者を取り戻して欲しいと懇願を続け、それで大仕事をしたような気配を漂わせているだけ。

本書は北朝鮮という国が地図上のどこにあるか分からないアメリカの人向けに、拉致問題を伝えることを目的として刊行された。

拉致被害者の蓮池薫氏、奥土祐木子氏、地村保志氏、濱本富貴恵氏、ジェンキンズ氏、曽我ひとみ氏などをはじめ、早い時期からこの問題に取り組んできた石高健次氏、外務省の田中均氏、「救う会」の会長だった佐藤勝巳氏などから聞き取りを行い、彼らの北朝鮮での生活や日本政府が拉致問題に取り組んできた経緯が綴られている。

1970年代に起こった拉致問題はほとんど解決されていない。
その理由を上記の人々の経験や考えを紹介しながら、明らかにしている。

北朝鮮、韓国関係書籍読書日記(41回アップ)は:
http://hamidashirakuen.blog36.fc2.com/blog-category-77.html


北朝鮮旅行記を含めた、海外旅行記は:
http://ikokuno.web.fc2.com/


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