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辺利 未来

辺利 未来


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大流行となったオスロ警察の刑事、ハリー・ホーレ刑事ものの第1作です。
これまで6作が邦訳されています。ハリー・ホーレ刑事ものはミステリーとしての謎解き、文明批評、文章のセンスのよさが詰まった小説ですから、人気があるのも頷けます。

これまでのハリー・ホーレ刑事ものの読書日記(5回アップ)は:
http://hamidashirakuen.blog36.fc2.com/blog-category-164.html


ハリー・ホーレ刑事ははオーストラリアのシドニーに出張してきた。
オスロ警察の刑事なのにシドニーを舞台とする肩透かし。インゲル・ホルテルというノルエー人女性がシドニーでレイプされ、殺されたからだ。

シドニーでホーレはオーストラリア先住民のアンドリュー・ケンジントン刑事と組み犯人を追う。ホーレはアンドリューと共に仕事をすることによって、オーストラリア先住民が後からやってきた白人に貶められてきたかを知ることとなる。この部分が、小説に厚みを加えているのは間違いない。

二人は犯人を追い詰めたかにみえたが、追っていた男は犯人ではなかった。後手を踏んだハリー。やがて、アンドリューは自殺を装って殺されてしまう。

ここから調子は一気に変化し、テンポが速くなり、追跡劇の様相を見せ始める。
ハリーと恋人との関係、酒に逃げるタチであるハリーの人間的な弱さを真っ向から書きながら、アクションも十分に書き込んであるエンターティエンメントだ。

シドニー旅行記は:
http://ikokuno.web.fc2.com/d9210_sydney_honbun.html


ノルエー旅行記は:
http://ikokuno.web.fc2.com/h0608_oslo_1_honbun.html





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