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辺利 未来

辺利 未来


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経産省若手プロジェクトがまとめた「不安な個人、立ちすくむ国家」が話題を呼び、100万ダウンロードを超えたという。文藝春秋社から刊行された著作は、養老港孟司、冨山和彦、東浩紀との対談も付されているので、そちらを読みました。

「数年が日本の少子高齢化を克服できるのは、ここ数年が勝負。2度目の見逃し三振はもう許されない」「『昭和の人生すごろく』のコンプリート率は、大幅に下がっている」
こんな刺激的なキャッチフレーズが記されています。

インターネットで「不安な個人、立ちすくむ国家」の評判を読むと、好意的な評価と批判的な意見が並んでいます。それだけ国民に日本の将来への危機感が強いのでしょう。

批判は対談で富山氏が述べているように「政策としての実行できるか」「机上で解決策を練ってみた」だけという指摘が多いようです。

本ペーパーは、3章で構成されています。
(1) 液状化する社会と不安な個人
(2) 政府は個人の人生の選択を支えられているか?
(3) 我々はどうすればよいのか?

そう、「我々はどうすればよいのか?」
ペーパーは、
■一律に年齢で「高齢者=弱者」とみなす社会保障をやめ、働ける限り貢献する社会へ
■子供や子どもや教育への投資を財政における最優先課題に
■「公」の課題を全て官が担うのではなく、意欲と能力ある個人が担い手に(公共事業・サイバー空間対策など)

養老港孟司が、今の社会システムは1960年代の日本社会を前提につくられたもので、日本人はそのシステムを変えようとしないと述べています。至言です。

冨山和彦が、本レポートで言及されている労働者のモデルは大企業において終身雇用で働いている人の話です、つまり国民の2割程度にしか当てはまらないと。

東浩紀が著者の経産省若手たちに対し「あなたを含め日本の有識者や知識人は日本の社会を本気で変えようとおもっているか」と問います。
「ほかの人のことは分からない。ただ、そんな無駄なことに自分の人生を使えない」と。そんなものでしょうね。

ケビン・メアの「決断できない日本」の読書日記は:
http://hamidashirakuen.blog36.fc2.com/blog-entry-2481.html


海外旅行記は、HP「海外を旅してみたら、こうだった!」にアップしています。
http://ikokuno.web.fc2.com/











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