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辺利 未来

辺利 未来


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第一作の「犯人に告ぐ」はミリオンセラー。
相模原市で起こった男児の誘拐事件を扱いました。
指揮をとるのは神奈川県警警視、巻島。彼は犯人の逮捕に失敗し、男児は死亡。メディアは巻島を非難するが、巻島は非を認めない。上司の曽根は牧島を神奈川県の小さな警察署に左遷させる。

6年後、川崎で連続男児殺人事件が起こり、巻島は曾根から事件の捜査指揮を命令される。巻島、曽根や二人を取巻く人物像は迫力がありました。
第一作「犯人に告ぐ」の読書日記は:
http://hamidashirakuen.blog36.fc2.com/blog-entry-3259.html


それから12年。巻島が「犯人に告ぐ2」で帰ってきた。
振り込め詐欺事件で甘い汁を吸った3人は間一髪で警察の手を逃れた。
振り込め詐欺を諦め、次に狙ったのは誘拐。菓子メーカーの若手社長とその子供を誘拐して、誘拐をビジネスとして継続して実行しようという計画だ。

巻島警視は神奈川県警に復帰。現在は刑事特別捜査隊を率いている。曽根は神奈川県警本部長。誘拐ビジネス犯と巻島との対決が今回の核心となっています。

第一作に比べて、神奈川県警の上司、曽根と巻島とのキャラがたった男たちの関係は少なくなっています。だが、警察組織の人的配置や上昇志向の警察官たちの内面はよく描かれています。

また、仕掛けがあちこちに施されていて、綿密な構成で、細部をおろそかにしていない。スピード感のある会話と会話自体の妙。

ありふれた誘拐事件を振り込み詐欺の技術を使って実行する斬新なアイディアが溢れていて、手に汗を握る展開でした。

同じ著者の「検察側の証人」も傑作!
http://hamidashirakuen.blog36.fc2.com/blog-entry-3210.html


海外旅行記は、HP「海外を旅してみたら、こうだった!」にアップしています。
http://ikokuno.web.fc2.com/



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