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楽しくって、ふーらふら!

 グルメ、読書、街歩きを楽しんでいます。

「夜のフロスト」R・D・ウィングフィールド著


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フロスト警部もの3作目です。
750ページの長編だが、ダレルことなく読めます。

フロスト警部が働いているデントン警察署の警察官の多くは流感で休んでいます。流感にかかわらず事件は発生するので、署員はきりきり舞い。

そこに新婚ほやほやのギルモア刑事が配属されてくる。エリートのアレン警部の下に配属される予定だったのですが、アレン警部も流感で欠勤しているので、フロスト警部の下で働くことになります。

少ない人員のデントン署に事件が舞い込んでくる。
行方不明だった新聞配達の少女の遺体が発見される。金満家とセクシーな妻が嫌がらせを受ける。連続して老婆が喉をかき切られて殺される。

そのデントン署おトップは上昇志向が激しいマレット署長。彼はフロストに事件の早期解決を命令し、フロストをさいなむ。新婚のギルモア刑事の妻もフロストに苦情を持ち込む。夫が仕事で帰宅することもできない、たまには家に帰して欲しい、と。

こういった流れは前作と同じなのだ。
だが、マンネリ感はない。「フロスト、また失敗したな。頑張れ」と声援を送ってしまう。そのフロストは理路整然と事件を読むのではなく直感一本やりで解決に導いてゆく。

長編を飽きもせず読めるのはフロストの魅力が大だからだ。
服装はよれよれで、下品な冗談を連発し、深く考えないで行動する警部が実は人間味溢れる警部として描かれている。

でも、ラストになれば直感がはまって事件は順々に解決に向ってゆく。だが、その手柄は同僚に渡すといういいヤツだから、シリーズも長続きしているのだろう。

フロスト警部もの読書日記は:
http://hamidashirakuen.blog36.fc2.com/blog-category-173.html


フロスト警部の舞台、イギリス旅行記は:
http://ikokuno.web.fc2.com/europe_west_2014.html






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辺利 未来

Author:辺利 未来
海外旅行(路地裏、秘境チックなところ)、読書、レストラン探訪を中心に記事をアップしています。

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