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【読書】「炎と怒り トランプ政権の内幕」マイケル・ウォルフ著


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トランプの当選前後から政権1年目までのホワイトハウスでの内幕を描いています。

本書によると、トランプを始め、娘のイバンカなどは大統領選に落選すると思っていたそうです。泡沫候補だったからだ。それが、不満を抱える国民の扇動者となり、時流に乗った大統領へと変身をとげました。

本人も取巻きもヒラリーに肉薄した大統領選の候補者として花道を去って行く姿をイメージしていたのだが……当選してしまったのです。

ここから、ホワイトハウスのドタバタが始まりました。
著者は小さなドローンになってホワイトハウスのトランプ、スティーヴ・バノン(大統領首席戦略官、のちに辞任)、娘のイバンカと彼女の夫、ジャレッド・クシュナーの周りを飛び回って小さなエピソードをつなげてゆきます。

ドタバタは結局、トランプ氏の性格、政治や政策についての無知ぶりから発生しているというのです。傷心や恨みや怒りといった感情をコントロールできずにそのまま表にだしてしまう。

トランプは文書も読もうとしない。話を聞くにしても自分が知りたい話にしか耳を傾けない人間。だから、トランプが、公式情報、データ、詳細情報、選択肢、分析結果を受け取ることはなかった。

トランプを相手に本物の会話は成立しないとも書く。
相手の言うことを熱心に聞くことはないし、相手に返した言葉の意味を深く考えてみることもない。だから彼は同じ話を何回も繰り返す。

自分が相手に求める場合は、意識を集中させて相手の言葉にじっくりと耳を傾けるが、相手が彼に何かを求めている場合は、堪えがきかずにすぐに興味を失ってしまう。わが国の安倍さんは拉致被害者の奪還を頼んでトランプに頼んでいるが……。

「アメリカ・ファースト」とはアメリカの国益を最優先に考えるという意味ではなく、アメリカさえよければ、あとはクソくらえだということだと。世界というチェス盤を三つに区分して、アメリカが協調できる政権、協調できない政権、力が弱いので無視したり犠牲にしたりできる政権の三つに分類している。

これではまるで冷戦時代ではないか。それもそのはず、アメリカに最大の国際的優位性をもたらしたのは冷戦時代だった。あのころのアメリカはグレートだったのだ。

スティーヴ・バノン(大統領首席戦略官及び上級顧問。のちに辞任)は言う。
「トランプは温かい心を持った大きなサルさ」

それでもトランプ大統領の支持率は30%から落ちないのですよね。
理由は、岩盤のような支持者はトランプのようにこういった本を読まないし、TVをみて笑っているだけだからだ、そうです。

「プーチンの世界 皇帝になった工作員」読書日記は:
http://hamidashirakuen.blog36.fc2.com/blog-entry-4420.html


海外旅行記は、HP「海外を旅してみたら、こうだった!」にアップしています。
http://ikokuno.web.fc2.com/



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辺利 未来

Author:辺利 未来
海外旅行(路地裏、秘境チックなところ)、読書、レストラン探訪を中心に記事をアップしています。

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