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 グルメ、読書、街歩きを楽しんでいます。

「ミレニアム5 復讐の炎を吐く女」ダヴィド・ラーゲルクランツ著


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世界的にベストセラーとなった「ミレニアム1~3」。著者のスティーグ・ラーソンが急死したため、4作からダヴィド・ラーゲルクランツが引き継いで執筆している。

シリーズの躍動感や感動はそのまま引き継がれている。いや、ますます感動の度合いが増している。

「ミレニアム1~4」までの読書日記は:
http://hamidashirakuen.blog36.fc2.com/blog-category-175.html


もし、あなたが善意で人命を救助したのに、助ける方法に法律違反があったとして有罪を宣告されてしまったら……前回の「ミレニアム4」でリスベット・サランデルは有罪を宣告され、刑務所に収監されている。

リスベットがいる刑務所にはバングラデシュからの移民女性がいる。彼女は一族の結婚命令に背いて恋をしたので、兄から暴力を振るわれ、その挙句、兄を窓から突き落としてしまったのだ。一族は彼女を殺さなければ、名誉を保てない。獄中にまで刺客の手が伸びる。

リスベットはバグラデシュ女性を救おうとする。
そんな中、リスベットの後見人的なホルグルが病身をおして刑務所に面会にくる。リスベットは獄中でバングラデシュ女性を助けること、ボルグルと話をしたあと自身の幼少期についての調査を調査誌「ミレニアム」の経営者、ミカエルに依頼する。

こうして現代の人種差別問題と思われたストーリーが、ミカエルの調査によりリスベットやスエーデンの過去の人種差別や現在の女性に対するヘイト問題に展開してゆく。

自分の意思によって生きてゆけるはずの人生が強権によって踏みにじまれる。生きることまで制限された現実にいかに対応するかという重苦しいテーマを分かりやすくエキサイティングに展開してゆく。

上下巻合わせて600ページ。物語に読者を食いつかせ、2日で読みきらせるエキサイティング度に読書の楽しみを味わったものだ。

小説の舞台、ストックホルムのキャナル・ツアーで海から市内を見た旅行記は:
http://ikokuno.web.fc2.com/h1307_007stockho_city.html








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辺利 未来

Author:辺利 未来
海外旅行(路地裏、秘境チックなところ)、読書、レストラン探訪を中心に記事をアップしています。

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