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辺利 未来

辺利 未来


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初めて会ったのに、やたらとプライベートなことを得意げに話す人がいます。旧家の出身だ。大企業で働いていた。子供たちは優秀だ……。

その方に意見を述べたりすると、相手は顔色を変え、鼻息を荒くします。「それは考えが甘いな」と始まって、次々と自慢にからめて攻撃してくる。

ああ、面倒くさい!
すぐ攻撃してくる人がいるんですよね。
本書でこういう人は「比較意識と対抗心が強すぎる」と書いてあります。
強烈な比較意識と対抗心を持った人は相手と話し始めた途端、戦闘モードにスイッチが入ります。
「俺のこと、見下しているに違いない」
「どうだ、すごいだろ」 
ドーダ・スゴイダロー君もいいですが、時と場所をわきまえてほしい。

本書は「面倒くさい人」を次の10タイプに分けて正体を暴露し、対抗策を少々紹介しています。
① 思い込みが激しく、小さなことで大騒ぎする。⇒過敏で傷つきやすい。
② 他人の成功や好意を素直に受け止められない。⇒比較意識が強い。
③ 空気が読めず、場を凍らせる発言をする。⇒ジコチュウー。
④ 不必要な言い訳「すみません」が多い。⇒自己防衛意識が強い。
⑤ 独りよがりの正義感を振りかざす。⇒劣等感を持つ。
⑥ どうでもいい手続きにこだわり、融通がきかない。⇒自信がない。
⑦ 持ち上げられないとすねる。⇒甘えが強い。
⑧ 遠慮深く振舞うが、内心、忖度を期待している。
⑨ 話が長い。⇒取捨選択ができない。
⑩ 肩書きにしがみつく。⇒これだけが自分の支え。

こういったあらゆる場所に蔓延する面倒くさいド-ダ君を心理学的に説明しています。

ダニング=クルーガー効果というのがあるそうです。
「能力の低い人ほど著しく自分の能力を過大評価し、逆に能力の高い人は自分の能力を過小評価する傾向にある」ということです。「能力の低い人は、何かをする能力が低いというだけでなく、自分の能力がまだ低いことさえも気づかない」

最近、あるおじいさんがSNSのお気に入り女性に、過去に大企業に勤務していたときの履歴をわざわざワードで作成し、送ってきたという話を聞きました。「平の取締役にもなれなかった自分を恥じているのかなと思ったのですが、ドーモ、大手企業に勤務したことが自慢らしい」と。

本書を読んで、このおじいさんはやっかいな劣等コンプレックスがでている例だということが分かりました。「本当に自信がある人は自分の弱点を素直に受け入れることができる」と、本書。

「面倒な人がいることは事実であっても、面倒だと感じてしまう自分自身の感受性に問題のある場合もある」と述べます。

本書を読んで自分自身が面倒な人になっていないかを確認するのに、参考となる一冊です。

他人の不幸を主食としてしまう人への対抗策は? 「他人の不幸を願う人」片田珠美著の読書日記は:
http://hamidashirakuen.blog36.fc2.com/blog-entry-3711.html


海外旅行記は、HP「海外を旅してみたら、こうだった!」にアップしています。
http://ikokuno.web.fc2.com/





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